みなさん、こんにちはマネ太(@mimi03030421)です。
投資を始める前の事前準備シリーズ第二弾になります。
前回は「生活防衛資金」について、ご説明しましたが、今回は資産形成における「目的と目標金額の明確化」についてお話します。

- 資産形成において目的を持つことの大切さ
- 資産形成において目標金額を設定することの大切さ
なぜ、明確にした方がいいの?
それは、目的をはっきりさせた方がうまくいきやすいからです。
目的を明確にし、目標金額も決めることで以下の効果が期待できます。
- 適切なアクションプランを決めることが出来る
- 振返り、方針の見直しが可能かつ容易になる
- モチベーション維持に繋がる
適切なアクションプランを決めることが出来る
目的を明確化することで、その目的や目標金額にあった資産形成方法を決める事が出来ます。
例えば・・・
- 教育資金 ⇒ ジュニアNISAや学資保険 etc
- 老後資金 ⇒ iDeCoやつみたてNISA etc
- 住宅資金 ⇒ 財形貯蓄 etc
振返り、アクションプランの見直しが可能となる
次のメリットとしては、振返りが行いやすいという事です。
数値目標を明確化していれば、定期的に振返り、このままでいいのか?もっと積極的に資産運用出来るのか?
または、リスクを取らない運用方法に変更するべきなのか?等アクションプランの見直しを行いやすくなると思います。
私の場合は月に1回は、運用状況の確認を行い、最低でも年1回は自身のアクションプランの見直し行いたいと思ってます。
モチベーションの維持にも繋がる
これは個人的な考えになってしまいますが、目標があると頑張れます。
上記に記載している通り、数値目標を決め、定期的に確認する事で自分の頑張りが目に見えて現れますし、また今後も頑張ろうと思えます。
特に私の場合は短期・中期・長期で数値目標を設定してますので、まずは短期目標の達成に向けて取り組んでます。
目的と目標金額について
長期の資産形成において、
「何のために(目的)、いつまでに(期限)、いくら必要(目標金額)」なのかが重要になってきます。
何のために(目的)
目的は人それぞれ異なると思います。
例えば、「老後資金」や「住宅購入資金」、「FIRE達成資金」、「子供の教育資金」などが浮かぶところでしょうか。
自分自身がなぜ、資産形成を始めるのか(または、始めたのか)を一度振り返ってみて下さい。
目的を明確にすることでその他の部分(期限、目標金額)も決めやすくなってくると思います。
いくら必要(目標金額)
目標金額については地域等によって大きく異なりますが、以下のようなデータもありますので参考にしてみて下さい。
【老後資金不足分】約3,000万円
※引用元:総務省統計局 https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html#new
【住宅購入資金】約4,500万円(新築マンション費用)
※引用元:公共財団法人生命保険文化センター https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/714.html
【教育資金】約1,200万円(小学校~大学まで全て公立の場合)
※引用元:日本政策金融公庫HP https://www.jfc.go.jp/n/findings/kyoiku_kekka_m_index.html
いつまでに(期限)
目的が決まれば、次は「いつまでに(期限)」を決めましょう。
「老後資金」であれば、自分が勇退するであろう年齢までになりますし、「子供の教育資金」なのであれば子供が高校又は大学に進学する年齢までとなります。
なお、以下は目標金額決定後にどのくらいの運用期間が必要か試算出来る式になりますので試してみて下さい。
きっと目安になると思います。

※上記の計算式は、資産運用しても増えもせず、減りもしない場合の年数が算出されます。
※資産運用においては当然、自己責任となります。
投資でお金が増えることを前提に運用期間を決めてしまうと、想定していた投資結果が得られなかった場合には、目的を達成することができなくなります。まずは増えない前提で考えて、投資が上手くいったら「目標金額を早く達成できる」、「目標金額以上の資産をつくれる」というような考えた方をおススメします。
まとめ
今回は資産形成における目的と目標金額の明確化について記事にしてみました。
今から始めよう!と思っている方は一度、「何のために」「いつまでに」「いくら必要」かを決めてみて下さい。
それがあなたの資産形成における羅針盤になるはずです。
マネ太(@mimi03030421)